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「シンデレラtheミュージカル」8月8日ソワレ

シンデレラtheミュージカル

2008.8.6~25  新宿コマ劇場

キャスト

シンデレラ:高橋愛  王子:新垣里沙
継母:愛華みれ  姉:亀井絵里/田中れいな
王様:箙かおる  女王様:光あけみ
妖精の女王:麻路さき 他

モー娘。と宝塚のコラボミュージカル第2弾は、リチャード・ロジャースとオスカーハマースタイン2世(「サウンド・オブ・ミュージック」、「回転木馬」、「王様と私」、「南太平洋」など)の名作「シンデレラ」。

お友達と先週行って来ました。コマ劇場に着いて、何となくいつも観ているミュージカルとは客層が違うなと感じつつ、客席に入るとびっくり~!?

ヅカファンのおば様&お姉様、夏休みの親子連れ、その他のミューファン&一般の方、そして背中にはリュックを背負い、頭には鉢巻き、手には名前入りのうちわを持ったモーオタ

何このカオス

というか、まだこんな絵に描いたようなアイドルファンが生き残っていたことにびっくりだよ!なんか不思議な空間でした。

劇の内容自体は結構楽しめました。技術的には、モー娘。×宝塚なので、全く期待していませんでした。モー娘。は生で見たことないから歌えるのかわからないし、それに普段の歌とミュージカルの歌い方とは違うし、宝塚も人によってだいぶ技術にバラつきがあるし、どうなのかなと・・。
でもこのロジャースとハマースタイン2世の楽曲が凄く好きだったから、それを聴けるだけでもいいかと割り切って観に行ったら意外とおもしろかった。

主役のシンデレラの高橋さんは、そこそこ歌えていたし、見た目もかわいらしくて合っていたと思います。中には何人か学芸会のように見えてしまった子もいましたけど、そういうところを愛華さんや箙かおるさん、光あけみさんなどの宝塚の方たちが助けていましたね。

一緒に観劇した友達も、「宝塚の人が出てくると安心する」と言ってたし、やっぱり場数踏んでいるだけはあるなと感心していました。

一番良かったのは何と言っても音楽。次々に流れる美しいメロディがとっても心地いい。この二人の曲好きだなぁ(CD出てないのかな?)

確かにロジャースとハマースタイン2世の音楽は最近のミュージカルの流行からすると古臭いのかもしれない。元は半世紀も前に放送されたテレビドラマ版の「シンデレラ」だから、そう感じてしまうのは仕方ないところもある。特に盛り上がるような曲もないのに、なぜか凄く惹かれる

他には馬車が宙に浮いたり、衣装の早替わりなどもあり視覚的にも楽しめました。麻路さんの妖精の女王のほんわかした優しい雰囲気もいい。モー娘のかわいさと宝塚のかっこよさが意外なくらいに合ってました。

ひとつ残念だったのは、王子役が女の子だったこと。シンデレラと王子のデュエット曲は、二人の声がきれいに重なり合ってとても素敵なのに女の子同士が歌っているように見えてしまった。

新垣さんは低い声を作ったりして努力したこともわかった、役作り(芝居)も頑張っていたし悪くなかった。でも王子は男性、もしくは今回のようにキャストが全員女性なら宝塚の男役の人にやらせても良かったのかも。
どうしても歌は女の子が歌うにはキツイ部分があったし、新垣さんには同性の役をやらせてあげた方がもっと似合ったんじゃないかな。

あとは愛華さんがこの舞台で病気療養から復帰したことが嬉しかった。大病したとはとても思えない程、元気に生き生きとシンデレラを苛めていました(笑)。この継母、かわいくて何か憎めないんですよね。継母と意地悪な姉妹の掛け合いがおもしろかった。

二幕構成かと思ったら、本編の後にモー娘。のライブと宝塚のショーがありました。

始まった途端、私たちのすぐ後ろにいたモーオタのお一人が、それまで大人しく観ていたのに、いきなり「ウォウウォウ」叫び始めまして大変ビビリました。(゚д゚lll)

ひいぃぃーーお母さ~ん恐いよ~。・゚・(ノД`)・゚・。

さっきのシンデレラとガラっと雰囲気が変わり、モー娘のライブはさながらライブ会場にいるみたいでした。宝塚のショーは華やかで素敵でした。「王様と私」の「Shall we dance」も歌ってくれました。しかし単体ならいいけど、モー娘、宝塚を続けて観ると凄いギャップ。まぜるな危険danger
私たち含めヅカファンはみんな、モーオタのテンションの高さに置いて行かれました。

カテコでは一人ずつの挨拶があり、愛華さんの「舞台に立てて幸せ」という言葉にもらい泣きしそうでした。暫くは治療を続けながら仕事と両立していくとのことですが、とりあえずは舞台に立てるまで元気になって本当に良かったです。安心しました。

余談ですが、ロジャースとハマースタイン2世の「シンデレラ」は、これまでも何度か上演されていて、96年に同じコマ劇場で上演されたのを観ました。

当時の配役はシンデレラが元宝塚娘役トップスターの麻乃佳世(あさのかよ)さん、王子は石井一孝さん、魔法使いが元四季の久野綾希子さん。

麻乃さんのシンデレラはかわいくて美しい、舞踏会のドレスが本当に素敵でした。それに「カボチャを馬車になんてできない」と言う魔法使いに「信じればできる」と言い切る、元々の話の魔法使いに助けられるだけのか弱いシンデレラではなく自分の意思を持っている芯の強いところも似合っていましたね。

今ミュージカル界のプリンスと言ったら井上くんですけど、当時のプリンスは石井さんですね。長身甘いマスク爽やか、そして抜群の歌唱力とこれだけ条件が揃えば放っておかれるはずがありません。マリウスを始め東宝ミュージカルのヒロインの相手役には大概石井さんがいました。当然私も好きでした。その石井さんが本物のプリンスをやると知って、わくわくして観に行ったのを思い出します。

何もかも完璧なプリンスでした。

笑顔がきらきらと輝いてかっこ良かったな。本気で「ああ、プリンスって本当に存在したんだ・・」と思いましたね。今考えたら、高校生にもなって夢を見過ぎというか、アホだったなと恥ずかしくなります。

その後の石井さんはお顔がどんどん濃くなり、役もバルジャンやゲイの役をやったりと王子様路線からは外れてしまいましたが(年齢的なものもあるけど)、今でも変わらず素敵です。

思い出いっぱいのコマ劇場が、今年一杯で再開発のために閉館されるそうです。跡地がどうなるのかはわかりませんが、子どもから年輩の方まで幅広い年齢のお客さんに愛されている劇場がなくなるのは寂しいです。最後の演目は石井一孝さんも出演する「愛と青春の宝塚」。絶対観に行きます。

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